武田産婦人科医院

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婦人科のご案内

武田産婦人科医院では、女性特有のお悩みのご相談を受け付けています。
放っておくと、大きな病気になる場合もあります。
身体になにか異変を感じたら、お気軽にご相談下さい。

おりもの・かゆみ

おりものとかゆみは婦人科を受診する女性の中で非常に多い症状の一つです。
両方訴える方もありますし、片方だけの方もあります。特におりものは個人差があり、体臭などと同じように異常のないのに体質的に多い方も決して少なくありません。
おりもの・かゆみの異常は、性病の可能性もあります。なにか普段と違うと思われましたら、一度お問い合わせください。

ピル・避妊

避妊のポイント
精子は卵管を通り、卵管膨大部という場所で排卵された卵子と出会います。通常、精子の寿命は約3日、卵子の寿命は約1日です。したがって、排卵日の3日前~1日後は、特に妊娠する可能性が高い時期といえます。
このことから、以下が避妊のポイントとして挙げられます。

1.排卵させない
2.受精卵を着床させない
3.精子の進入を防ぐ
4.侵入した精子を殺す
5.月経の初日から、基礎体温が高温期に移行してから2日経つまではセックスしない

「基礎体温で排卵日がわかる」とよく言われますが、実際には体温が低温から高温へ移行した前後3日くらいの間に「排卵があった」とわかるだけです。次の排卵日を前もって知ることはできません。あくまで、基礎体温の記録は自分のからだのリズムを知るためのものです。避妊に対して有効ではありませんので、ご注意ください。

アフターピルの処方
避妊に失敗した場合に、72時間以内に中用量ピルを2錠、さらに12時間後に2錠服用して妊娠を回避する方法です。問診をして、方法と副作用を説明してから薬を処方しています。また、通常の低用量ピルも処方しています。

生理・生理不順

生理不順
子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因のこともありますが、たいていは、心身のストレスや環境の変化が引き金になって、ホルモンの分泌が乱れるのが原因です。
患者さまの年齢や状況によって方針も変わります。このまま様子をみるという場合もよくあります。薬を使う場合もあります。
生理痛
鎮痛剤の他に、避妊も兼ねるようでしたら、ピルが非常に有効です。現在の低用量ピルは副作用も少なく安全です。保険の効かない治療もありますので、医師と相談の上、決定しましょう。

子宮頸がん予防ワクチン
   子宮がん検診

現在の医学統計上、がん検診は理想的には6ヶ月に1度ですが、最低1年に1度はがん検診を受けることが望ましいと言われています。婦人科のがんは若い年齢(10代)から発症しますが、早期発見さえできれば治るものです 。

子宮頸がん
がん細胞が子宮頸部に発生します。20代後半から40代に多いです。
初期では症状がありません。がんが少し進行するとはじめの症状としては、月経でない時の出血、性行為の際の出血やふだんと違うおりものが増えたりします。
他に月経の量が増えたり長引いたりすることもあります。
子宮体がん
ん細胞が子宮体部に発生します。閉経頃から多くなります。
最も普通に認められる症状は出血です。特に、閉経後に少量ずつ長く続く出血がある時は、早めに婦人科あるいは検診を受診し、子宮体がんの検査を受ける必要があります。 検診などで、子宮がんの検査という場合、子宮頸がんのみの検査を指すこともあるので、 注意が必要です。
卵巣腫瘍
卵巣部分が大きく腫れ上がる病気です。良性のものと悪性(がん)のものがあります。
初期にはほとんど症状はありません。腫瘍がまだ大きくならないうちは、検診などで婦人科の診察を受けた時に偶然、内診や超音波検査で発見されることもあります。 腫瘍が大きくなると下腹部にしこりが触れたり、圧迫感があったり、あるいは膀胱が圧迫されて尿が近くなるなどの症状があり、そのような症状で婦人科を受診して腫瘍に気づく事があります。
子宮頸がん予防ワクチン
当院では、英・グラクソ・スミスクライン社のサーバリックス(注射)を使用しています。
子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)接種は、1回15,750円で3回の接種が必要です。(要予約)
ガーダシル
2011年8月より、日本国内でも承認され、接種可能となりました。 さらに9月より、中1から高2生を対象が助成対象となり、原則無料接種が可能となっています。
希望される方は診察時に院長にご相談下さい。

更年期(体調不良)

閉経を迎える50歳前後になると、だるさ、肩こり、頭痛など様々な症状がでてきます。
ホルモン補充療法(HRT)や漢方など、患者さんの病態に合わせた治療があります。
どうぞ、お気軽にご相談ください。

漢方

漢方治療の基本的な考え方は、人が持っている病気を治す力(自然治癒力)を高めることです。一人ひとりの体質や病気の状態を見極めながら、最適な漢方薬を使い分けるので、同じ症状でも人によって処方が違うこともあります。
次のような症状でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
月経不順、更年期障害、肩こり、食欲不振、慢性疲労、腰痛、冷え症、不眠、便秘、肌の乾燥やかゆみ、ストレス、イライラ、ダイエットなど 女性特有の病気や悩みを漢方でやわらげ、より健康で快適な生活を営むために、漢方を身近なものにしていきましょう。